肩関節周囲炎とは
★肩の治療に苦労した15年
2002年に開院してから15年、延べ24万人の患者さんを診させて頂いて、肩の治療に関して思うことは、「本当に難しい」という事です。
以前は「難しい」に加えて「苦手」でもありました。
思うような治療効果が出せない、想定していない所で突然痛みが消える。
他の症状のように、患者さんが治療後に動けるようになって喜んで帰る姿も少ない。
そういう事が悔しくて、人一倍肩関節の治療を上手くなりたいとあらゆる治療の勉強会に出て来ました。
全国には同じように肩の治療を勉強する先生がビックリする位たくさんいました。
それだけ肩の治療には日本全国の治療家が苦労している事の裏返しだとも感じます。
少なくとも、「肩の治療が得意です」という治療家を私はほとんど知りません。
今このページをご覧のあなたはガッカリするかもしれませんが、安易に「得意です」「お任せ下さい」という先生は本当かな?とも思います。
そうしてたくさんの勉強をして多くの技術を身に付けて、苦手意識は無くなったもののある一つの考え方に辿り着きました。
★治療方法以前に、人の体を透けるくらい理解しなければ肩の痛みは取れない
人体の中でも肩関節の構造は複雑極まりないつくりをしています。
私達は国家資格を取る為に3年間学校で人の体について徹底的に勉強します。
しかし、教科書で勉強は出来ても実際に皮膚の下から見て、動かせるような機会はないものか・・・。
そんな悩みとも希望とも言えない日々を過ごしていた私に転機が訪れました。
★海外解剖実習で実際に肩を徹底的に勉強しました
ハワイで御献体の解剖実習が出来る機会を頂き、今まで直接見られなかった皮膚の下を直に見ながら本当に多くの気付きや教科書との違いを勉強させて頂きました。
肩の動きはどこから始まるのか?
インピンジメントはどうやって起こっているのか?
なぜ肩の痛みは長引くのか?
そんな質問に解剖を教えて頂いたドクターや仲間はもちろん、御献体が直接私に教えて下さっているような気持ちになりました。
===============
自分がやらなくて、誰がやる
===============
そんな想いになりました。
★肩に痛みで困っている一人でも多くの人の助けになりたい
肩の治療が難しい事には変わりはありません。
しかし、肩について誰よりも勉強してきたと自信を持てるようになり、スタッフにも同じように自信を持てるように伝えられるようになりました。
お悩みのあなたは是非一度ご来院下さい。
肩関節周囲炎の病態
よく『四十肩』や『五十肩』という言い方をしますが、これは肩の痛みの1つの状態に過ぎません。
肩に起こる痛み=肩関節周囲炎には以下のようなものがあります。
〇いわゆる四十肩・五十肩(疼痛性関節制動症)
〇烏口突起炎
〇肩峰下滑液包炎
〇腱板炎
〇石灰性
〇上腕二頭筋長頭腱炎
〇二次性肩関節拘縮
細かくはもっとありますが、当院でも多い症状でもこれくらいあります。
このページでは「いわゆる四十肩・五十肩」について書いていきますね。
四十肩・五十肩の病態
名前の由来は、単純に40~50代に多いというだけです。
若い方でも、60代以上の方でも同じような症状は散見されます。
【病態】これは病名(診断名)ではなく、肩の強い痛みとそれによって起こる肩関節の拘縮を特徴的な所見とするものです。
【原因】不明。特にケガによるものでもない。一般的に、肩関節周囲の軟部組織(筋肉や腱・靭帯等)の退行変性をベースにして起こる組織の損傷や関節運動の減少。
【症状】痛みの激しい時期から、痛みは落ち着くが動かせる範囲が狭い時期、痛みも動く範囲も徐々に改善する時期と移行して改善していくのが一般的です。
当院での治療
これまでの多くの経験から、肩の痛みを取るには全身のアライメントを調整する事が最も重要であると辿り着きました。
本当の原因は必ずあります。
姿勢にある場合
特定の関節にある場合
足指に問題がある場合
原因を特定せずに肩だけ治療していくのは、目をつぶって運転している車に乗っているようなものです。
奇跡的に目的地に辿り着く事はあっても、
「今どこにいて」
「これからどういうルートを辿って」
「どれくらいの時間がかかるのか」
「費用はどれくらいなのか」
そういった説明が出来ないタクシーには乗りたくありませんよね?
当院ではまずはしっかり検査をして、治療計画に同意いただいてから施術を開始します。
お困りの方は是非ご来院下さい。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
お困りの方は、以下へお電話・ご予約下さい。
0120-164-810
はじめての方は1日限定5名です。
「ホームページを見て・・・」とお電話・ご予約をお願いします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆