私が開院した理由

自己紹介と経歴

竹内 康之（タケウチ ヤスユキ）

愛知県西尾市一色町出身
1989年 岡崎城西高校卒業
1991年 名古屋鍼灸学校卒業
2000年 米田柔整専門学校卒業
2002年 ハート接骨院（現ハート整体院）開院

資格・修了技術等

【国家資格】

あん摩・マッサージ・指圧師・柔道整復師

【団体認定資格】

キネシオテーピングトレーナー

ひだか式背骨骨盤矯正術 修了

日本柔整外傷協会認定

宇城塾：気功術初級

日本リンパ療法技術 修了

日本予防美容協会 技術師

日本予防美容協会認定 YSI式美骨体矯正 修了

日本予防美容協会認定 TVI式美骨顔矯正 修了

Pediglass Technology 巻き爪補正ベーシックコース修了

慈祐館式足ふみ筋骨格調整法

古武術的身体操作法

古武術的介護術

まるみつバランスボード

エステプロラボ

【コンサルタント活動・コーチング活動】

足づかみセラピスト（学校に足づかみセラピーを指導）

日本適性力学協会認定（ウエルスダイナミクス）アンバサダー

日本適性力学協会認定（ウエルスダイナミクス）チームトレーナートレーニング

日本適性力学協会認定（ウエルスダイナミクス）コンサルタント

日本適性力学協会認定（ウエルスダイナミクス）スペクトルコンサルタント

JCO認定３級コミュニケーション講座修了

自分の情熱を知った中学・高校時代

自営業（鮮魚販売）の家に生まれ、親が働いている姿を見て育ったこともあり、人に喜んで貰う事で報酬を頂くということに自分も喜びを感じていました。
当時は母親にマッサージをすることによって報酬（お小遣い）をもらっていました。そうして、"人を喜ばす事"に幸せを感じるということに気が付くようになりました。

人の縁に恵まれた高校時代

父の乗った車が交通事故に巻き込まれ父が腰と肩を怪我しました。当初は整形外科に通っていましたが痛みが回復せず色々な医療機関を回りましたが、回復せず辛そうな父の姿を見ていました。

そんなある日、名古屋の市場で働いている父の知人の紹介で名古屋のある治療院へ行くことになりました。
すると、なかなか変化しなかった父の腰や肩の症状が２～３回の治療でかなり改善しました。喜ぶ父に付いて治療の見学へ行き、自分自身も治療を受けかなりの刺激を受け、見よう見真似で母にも同じやり方で治療すると、いつもよりも治療効果があったようでとても喜んでくれました。
この時に、"将来この道に進みたいな"と思いました。

偶然この院の先生があん摩・マッサージ・指圧師の専門学校の講師をしていた縁が有り話が進み、高校2年生の時に卒業後はその先生の院にお世話になりながら専門学校へ通う道が決まりました。

自費治療で学んだ事

修行先の治療院は名古屋でも有名で、TV業界の方や大手企業の経営者の方やお医者さんなどが通う院でした。整体技術やマッサージにはかなりこだわりを持っていましたし、父のような交通事故のひどい怪我やどこへ行っても変化がなかったという症状の方にも評判でした。
施術者2人で30分の手による治療で6,000円～8,000円という自費治療でしたので1年以上はお客様を触らせてもらうことも出来ず、雑務と先生・先輩への練習の日々でした。

その練習がとても厳しく、マッサージや整体技術の基礎の反復練習によって箸も持てなくなるくらいまで先生や先輩の体で練習を繰り返し、家に帰ると疲れた手でテニスボールを握って練習を重ねました。

そのおかげで2年の専門学校を卒業する頃にはしっかりと6,000円頂けるだけの技術と知識を身に付け、無事に国家資格「あん摩・マッサージ・指圧師」を取得しました。

整形外科での保険治療を通じて志しました

それまでは疲労回復屋不定愁訴（はっきりとしない症状）を中心とした治療がメインでしたが、整形外科では脳梗塞などの後遺症がある患者様や骨折後のリハビリ、そして寝たきりの高齢者の方や意思の疎通が難しい患者様の機能回復マッサージなどが仕事の中心となりました。 通院の患者様は保険治療のため物理療法（電気治療やレーザー治療）が中心で自分の手を使った治療は時間にして10分未満。
保険治療のため患者さんの窓口負担額は自費治療時代の1割にも満たないものの、その分患者さんは通院しやすく自分も患者さんの経過をしっかりと観察できるという利点がありました。
そうして整形外科で3年間色々な症例を勉強させて頂き、自分でも保険治療が出来る柔道整復師になることを志しました。

26歳で接骨院の世界へ

修行時代のマッサージ技術、病院勤務時代のリハビリの知識には自信があり、接骨院でもその経験で上手くいくだろう、という気持ちは早々に打ち砕かれました・・・。
私がお世話になった接骨院ではマッサージや機能訓練では無く手技療法（AKA・PNF・筋筋膜リリース・SOT・オステオパシーなど）を組み合せ体の"痛み"に焦点を当てた治療が中心でした。
今までとは全く違う治療スタイルに刺激を受け必死に取り組み、本院で3年半、分院で3年半（うち国家資格取得後2年分院長）と経験させて頂きました。
体の"痛み"にもしっかりとアプローチできるようになり結果も出せるようになったので、師匠の勧めもあり開業することとなりました。

2002年4月17日 知立市にハート接骨院を開院

勤務していた整形外科が知立市だった経緯からここ知立市に２００２年「ハート接骨院」を開院しました。

色々な経験を重ね、人の健康状態は身体だけでなく心も良い状態でなければ健康とは言えないのだと考えました。

そんな想いで「ハート接骨院」という屋号にしました。有り難いことに開院当初より地域の皆様に受け入れて頂きましたが、そんな中1つの疑問が・・・。

『昨日の治療では良くなったのに今日また同じ症状が・・・』

痛みには必ず原因があり、その原因にアプローチして更に日常生活での動作改善及び姿勢改善をしていかなければ、痛みを根本から取り除くことは出来ないのではないか。
そんな想いを強くしていきました。

接骨院慈佑館　北川館長

柔道整復師専門学校時代の同級生でもある先生ですが、彼は卒業後トップアスリートが集まるスポーツ施設で4年間研修しあらゆるアスリートの動作やトレーニング・治療を行い独自の治療法を開発しました。

2002年より直接指導のもと治療法や動作トレーニングを学んでいます。今までのスポーツトレーニングや筋力トレーニング、ストレッチでは足りなかった部分を発見出来、現在の治療にも大いに役立っています。
接骨院慈佑館HPはこちら

古武術との出会い

また、2004年には名古屋市に2院を展開する幹整体院の倉院長より紹介を受け武術家の甲野善紀氏に師事し古武術の稽古会に参加し身体の動かし方を学びました。
ケガの予防やパフォーマンスの向上にも活用し古武術の理論・動作を取り入れた独自の施術や独自の日常生活指導を行えるようになりました。

足裏バランスと骨盤起こし

2011年からは長年足の問題（外反母趾・内反小趾・浮き指・足裏アーチ・偏平足・タコなど）を研究されている笠原巖先生に、さらに2012年には骨盤起こしの中村孝宏先生に出会い、現在の当院の施術方針である『足の土台を作り、姿勢を整える』ことの大切さを感じました。

当院の施術方針は
①即効性のある背骨・骨盤矯正で早期に痛みを取り除き、
②さらに足裏バランスを整えて良い姿勢を維持することにより
③神経系の機能を高め人間が本来持つ自然治癒能力を最大限に高めること、
その為のメンテナンスをするという考え方（ウエルネスケア）を地域の方々に浸透させていきたいと考えています。

変わらぬ想い

現在は日本全国の接骨院（整骨院）だけでなく、尊敬出来る色々な医師や治療家と交流・意見交換させて頂き、根本治療からメンテナンス（予防）治療を重視する考え方となりました。

2011年までは目の前の痛みに着目し保険治療のみで診療して参りました。
しかし根本治療に加え再発しない身体作りまでをコントロールするには保険治療では対応が出来ません。そこで2012年より自費治療（矯正治療）を取り入れることとなりました。

「痛みが取れたから終了」「また痛くなったら来て下さいね」といった今考えれば無責任だった治療から、メンテナンスを取り入れて長い目で健康の手助けが出来るような治療メニューを作り、現在もより良いものをと模索しながら治療にあたっています。

2014年にはアメリカのラスベガスで行われるカイロプラクティックの学会に参加し、2015年にはニューヨークの「レジェンド」と言われるカイロドクターの院を6院見学・意見交換させて頂き、世界基準の治療技術とそのマインドを吸収し当院の患者さんへ還元しています。

患者さんの痛みの原因はどこから来て、どうアプローチしてどんな姿勢・動作を心掛けるかを分かり易く発信し、良い状態をどう維持して健康的で質の高い生活（QOL:Quolity of life）を提供できるよう、これからも更なる努力を続けていきます。

現在は私個人の力でなくチームの力であなたの期待に応えられるようサービスの向上を目指してセミナーや学会参加はもちろん、ミーティングなどで問題を議論しレベルアップしていきます。
あなたに必要とされる治療院を創りますので、よろしくお願いいたします。

講演会・講習会実績

• 刈谷市高齢者スポーツ講習会
• 南中サミット（知立南中・刈谷南中・高浜南中・岡崎南中・碧南南中サッカー部）
• スポーツ身体操作法講習会
• 知立市南陽老人会
• 中高齢者の身体操作法講習会
• 古武術介護講習会
• バランスボード講習

ハートフルな家族を増やす

お陰様で2022年で当院も20周年を迎えました。

そして私自身治療家になり30年以上の経験の中で"人の体の痛み"と向き合ってきました。

当院には様々な体の痛み・悩みで来院されます。しかしその痛み・悩みだけ解決すれば患者さんは幸せになっていくか？という疑問を持ち続けて来ました。

患者さんはなぜその痛み・悩みを解決したいのか？

それは、例えば自分の大切な子供が休みの日に「お父さん、お母さん、遊んでよ！」と言って来た時に

「ごめん、今日は疲れているから遊べない」「腰が痛いからまた今度ね」と自分の体調や体の痛みを考えてしまう事や大切な仲間との時間も自分の体調や痛みで躊躇してしまう。

こんな日常ではなく、どんな時も自分の体は準備OK！いつでも自分らしく生き生きと活動できている。

そんな体や日常を手に入れた時に初めて"幸せになれる"のではないかと気が付きました。

そんな前向きな日常を送っているお父さん・お母さんの下で育った子供たちも夢や希望に溢れて自分を大切にして育っていく。

またおじいちゃんやおばあちゃんへも幸せの連鎖が起こって家族全員が健康で自分らしく生き生きと活動している。

その笑顔が隣の家族、そのまた隣の家族へと「ハートフルな家族」の連鎖が起こっていく。

そんな風に地域の方々に笑顔になってもらいたい、という気持ちを私たちの「手」を通して伝えていけたらなと思っています。