肘部管症候群について
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花や草木に水をやる。
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誰しも一度は経験のあることですよね?
ちゃんと水をやれば花や草木は元気に成長していきます。
実は私達人間の体でも同じ事が起こっています。
「血液」や「神経」、東洋医学的には「気」が私達の体の中を循環しています。
正しく循環していれば体は元気ですが、途中でホースを踏むような滞りが起こるとその先は神経が十分行き届かずに治りにくかったり、血液が十分に行き届かなければ冷えたり、気が十分行き届かなければ様々な症状として表れたりします。
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ハート接骨院では開院以来多くの「肘部管症候群」でお困りの方の施術をして来ました。
少しでも分かりやすく、お悩みの方の役に立つように、ここでは
神経の通り道=ホース
流れる神経=水
のイメージで書いていきますので、お役に立てればと思います。
肘部管症候群の原因と症状
肘部管症候群は「尺骨神経」という神経(ホース)が肘の内側で圧迫されて(踏まれて)その先にしびれや痛み・変形などを起こす症状です。
原因は大きく4つに分類して考えています。
①変形性
「変形性肘関節症」と呼ばれるもので肘の内側を通る尺骨神経が引き伸ばされて症状が出ます。
加齢や骨折の後遺症などで起こる事があります。
②腫瘤による圧迫
尺骨神経の通り道で靭帯による圧迫やガングリオンと呼ばれる腫瘤によって起こる圧迫です。
③スポーツ性の機能障害
野球の投動作や柔道などスポーツでの繰り返しによる力が加わる事で起こる障害です。
しかし当院では「使い過ぎ」は人の体には起こらないと考えています。
治療の考えにはなりますが、正しい動作を覚える事で改善が見込まれるものです。
④筋肉の過剰発達による圧迫
腕の筋肉を過剰に鍛える事で神経の通り道を圧迫して起こるものです。
③にも共通して、やはり正しい使い方の習得が必要です。
肘部管症候群の治療
ハート接骨院では肘部管症候群に対しては原因に対して3つのアプローチを行っています。
肘を通る尺骨神経も元を辿ると頚椎という頚の骨から神経が出ます(ホースを辿った先の蛇口のイメージです)。
患部だけで無く原因の元からアプローチする事が重要だと考えています。
②筋肉や靭帯の圧迫(ホースの圧迫)を改善する特殊電気「ハイボルテージ」治療
ハイボルテージではピンポイントで緊張している筋肉の深部までアプローチが出来ます。
短時間で血流改善を促して症状改善を図ります。
③動作改善指導
特に日常生活動作やスポーツ動作が原因となっている時には患部に負担をかける動作指導の改善を図ります。
特に肩甲骨の可動域の自由度は重要な部分ですので、当院が得意とするバランストレーニングなどで正しい体の使い方を習得していきます。
はじめての方へ
どんな症状でもそうですが、治療の前にその症状の原因を特定する事が治療の第一歩です。
ご予約が取りづらい時間帯もございますので、お困りの方はお早めに 0120-164-810 まで「ホームページを見て・・・」とお電話にてご予約頂ければと思います。